物語をイメージしよう

音楽には様々な形式がありますが、基本繰り返したり、主題が再現されたりという形が非常に多いです。


新しい曲に入る際に、曲の構成を理解してから弾くようにすると、譜読みがぐっと早くなり、練習も楽しいものになります。


どのように展開され、タイトルから連想して自分なりの物語と組み立てるのも良いと思います。元の曲が吹奏楽、管弦楽れあればどの楽器が旋律を担当して、どの楽器が伴奏しているのかをイメージするのも曲作りのヒントになります。


先週の話

ピアノアドベンチャーのエネルジコ(=力強くの意味)に取り組んでいる生徒さん。

楽譜を指で挿しながら私に教えてくれました。

ここの前半の3連符は西陣からの攻撃、左手に出てくる重い低い音は大砲をイメージでね

中盤に出てくる同じ3連符からは、東陣が遠くからやってくるイメージ、迫ってくる感じでね

この曲はダカーポで最初に戻るから、また西陣もが攻めてくるわけ。

最後、コーダにとんで全く新しいメロディのここは隕石が落ちてきて結局どちらも滅びてしまうんだけどね。


これで1つの物語完成かと思ったら、もう1曲、今全く別の曲に取り組んでいるのですが、(そちらがゆったりした世界観の曲)新生物の誕生で新しい世界の物語に続いてるから。と(笑)


全く別の曲を組み合わせてストーリーを考える斬新で男の子らしい発想に、先週も生徒さんからたくさんのパワーと楽しみをもらいました。


AnnPiano教室 野田市岩名

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